本記事では、ガイナックスの破産について何があったのか??まとめていきたいと思います。
ガイナックスといえば、、、「新世紀エヴァンゲリオン」や「グレンラガン」を制作したアニメ会社です。昔までさかのぼると「ふしぎの海のナディア」などなど有名な作品を世に出してきたアニメーション制作会社です。
※現在はエヴァンゲリオンの著作権は株式会社カラーが保有している
そんなガイナックスですが、5月29日に東京地方裁判所に破産の申立を行い正式に受理され、破産が決まりました。
けっこう前から経営は、めちゃくちゃだったようです。
破産の原因は暴走した経営陣のせい?
以下、代表取締役 神村氏の破産申立の内容をまとめます。ちなみに以下の暴挙は、旧経営陣・運営幹部によるものだそうです。
め、めちゃくちゃすぎる、、、笑
このような状況の中、地方に当該幹部を代表とした会社が乱立。(ガイナックスの社名を冠した関連会社)大量の退職者を出してアニメーション制作会社として成り立たない状態に。
今回の破産に関して、それらの関連会社は「無関係」を表明しているそうです。
「破産?ふーん。俺ら関係ないよ?知らんがな」みたいな感じでしょうか。やばすぎる。
旧経営陣の暴走により株式譲渡がされる
1992年より代表取締役をしていた方から、アニメーション制作を全然知らない人に株式が譲渡された模様。(経営陣の承認により行われた。2018年)
経営陣やりたい放題ですね…
その人が新たに代表取締役に就任。そして一年後の2019年に未成年への性加害で逮捕されると、、、
会社を立て直す努力もしていたが…
上記の変態取締役による不祥事の混乱をおさめるため、庵野秀明氏が社長を務める「株式会社カラー」と協力し経営陣を一新し実態把握に努めていたが…
多額の金融機関からの借金や、アニメーション制作会社への債務不履行、知的財産や作品資料を権利者の許可なく経営陣の会社や個人への売却など、山のような問題があらわに。
それらの問題を正常に戻す努力をしていたが、旧経営陣の借金を返すまでには至らず。
今年5月に債権回収会社から債券請求の訴訟を受け、これ以上の業務の継続は無理だと判断し破産申立にいたったとのことです。
株式会社カラーが経営に参画したときはもう手遅れだった
株式会社カラー代表取締役、庵野秀明氏によると、経営を立て直すため参画したときは既に「手の施しようがない」ほど多額の借金をかかえている状態だった。
ちなみに旧経営陣の頃に、庵野氏よりアドバイスをしたり、経営改善に向けた提案をしたこともあったそうですが、旧経営陣はそれらのアドバイスを受け入れなかったそう。
そんな状況でも旧経営陣は金を貸してくれと言ってきたみたいです。株式会社カラーから融資をしてあげたこともあるそう。
旧経営陣は普通に活動を継続している模様
旧経営陣は、この件にはノータッチで普通に活動しているようです。ガイナックスのブランドを使いながら…
好き放題食い散らかして、あとは知りませーん。て感じでしょうか。
対応に追われた社長さん、スタッフの方々が不憫すぎる。
まとめ
40年の歴史を誇るアニメーション制作会社がこのような形で終わりを迎えるとは、とても悲しいですね。破産は旧経営陣の暴走、やりたい放題が招いたことのようです。めちゃくちゃすぎますね。
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