スマホ向けゲーム「メメントモリ」を開発しているバンクオブイノベーション(以下BOI)が大手ゲームメーカーのSEGAから「特許権を侵害している」として訴訟されてしまいましたね。
本記事では、
といったことについてまとめていきます。
メメントモリは私も一時期プレイしていたので、
サ終しないことを願うばかりです…!
今回の訴訟について
セガがBOIを訴えた件について簡単にまとめてみます。
ウチの開発した技術を勝手に使うなよ!と怒っている感じですね。
日本国特許第5930111号をはじめとする5つの特許とのこと。
ちなみに上記の第5930111号の内容は↓のサイトから見ることができます。
特許情報プラットフォーム(簡易検索の欄を「特許・実用新案」にチェックを入れて上記の数字を検索してみてください。検索語、「詳細な説明」を開くと内容を見ることができます)
なにが特許権侵害にあたったのか
結論からいくと、
「SEGAが特許として出しているプログラムの処理方法と、メメントモリのカード(ガチャ等)が出現するプログラムの処理方法が全く同じこと」が主な侵害にあたるようです。
レアアイテムやキャラを排出する概念ではなく、プログラムそのものが同じということが問題のようですね。
ちなみにプログラムの特許は結果が同じでも、計算式が別であれば別物として考えられるそうです。
1+1=2 と1×2=2 では同じ結果ですが、この場合であれば特許の侵害にはならないんだそう。
今回の騒動は、どっからどうみても同じプログラムを使っていたため、訴えられたのでしょう。
メメントモリはサービス終了する可能性もある?
メメントモリのサービス終了についてですが、BOIはサービスを継続していく方針であるため、今すぐにサ終することはないと思われます。
ただ、セガは損害賠償を求めて訴訟し、プログラムの差し止めを要求しています。
BOIがセガの訴訟に対して真向から勝負し、仮に負けてしまった場合はサ終する可能性もあるかもしれませんね…
BOIがセガに賠償金を払い、特許使用料を払うなど、和解する方向で行ってくれたら良いのですが…
セガとBOIは以前から揉めていた?
特許権の侵害について、両者は協議を重ねてきたが、合意に至らなかったため今回の訴訟にいたったとのこと。
一部では、セガは特許利用料をBOIに支払うように以前から交渉していたが、BOIが一切受け付けなかったため今回の訴訟に踏み切ったという情報もあります。
全然話を聞いてくれないので、セガが痺れを切らした感じですかね。
まとめ
こういう特許に関しては昔からある企業がやはり強いですね。
BOIにとってもメメントモリはメインタイトルの一つだと思うので、和解に向けて交渉が進めるのではないかと思います。
メメントモリの美麗グラフィックと神サウンドが聞けなくなるのは寂しいので、どうにか頑張ってほしいものです。
ではでは!
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